文章力と筋力のつけ方は同じ
文章力と筋力、つけ方は同じだと思います。求められる文章力は「時間がかかってうまい」だけではなく、web世界はスピード重視なので、「時間がかからなくてうまい」を目指さなければなりません。そのためにはやはり、毎日の練習が欠かせないと思います。
ライターとバレリーナは同じ?
「1日踊らないと3日分の遅れ」というのは、バレリーナによく言われることです。ピアニストでも同じですね。ライターも、これに似たようなことがあると思います。
最初のうちはとにかく毎日書く。特に、始めたばかりのころは急にたくさんブラインドタッチをすると腱鞘炎になりやすいので、無理のない量を毎日書く、ということを続けた方が良いと思います。
だいたい1日の作業量は5000字程度に抑えているのですが、1日に最大で2万4000字くらいを4日続けたときはさすがにきつかったです。人差し指に痛みが走るようになって、これはやばい!とそのあとは2日ほどお休みしました。負担をかけすぎてしまって故障すると、医者通いの医療費も発生しますし仕事は遅れるし、いいことは何もありません。
「指と頭の基礎体力」をつける
超初心者の方は、「とにかく毎日書く」ことから始めたらいいと思います。たくさん書いてみて、自分の文章の問題点が見つかったり、「うまくいかない」ということが発見できるかもしれません。そうしたら、それを改善するためにまた練習です。
練習のためにうってつけなのが「安くても自由に書かせてもらえる」案件です。自分で黙々と練習することが性に合わない方にはおすすめです。並行しつつ、要求の高い案件をやっていくとよいでしょう。
書くだけではなく、「読む」もぜひ
上手な人の文章に触れること、自分の雑学や知識を増やすことも、仕事の幅に直結します。書くだけでなく、読むことも毎日やってください。