覆面ライターのつれづれ日記

顔出しNGで仕事をしているwebライターです。日々思いのまま、つれづれに。

締め切りを守れない人が考えていること

締め切り命、という仕事はライターに限ったことではなく、社会人全般に必要な意識だと思っています。

誰かが遅れればそのあとの予定を調整しようとするところで誰かに迷惑が掛かります。ひいては会社に迷惑をかけます。

でも、締め切りを守れない方いらっしゃるんです。幾度かやり取りを重ねるうちに、だんだんパターンがわかってきました。

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締め切りを守れない人はこう考えている

締め切りを守れない人は、

「納期を締め切り日から逆算」しています。

たとえば、来週の水曜日に締め切りだったとします。
すると、締め切りを守れない方が仕事に取り掛かるのは来週の水曜日なのです。

突発的な仕事が入ってくることはよくあることなのですが、締め切りを守れない人は「その日」が空いていれば受注してしまいます。

逆に、締め切りを守れる人は、今日から3日以内(締め切りの3日前)までに余裕がないとその仕事を受注しません。

この意識を変えないと、永遠に締め切りは守ってもらえない気すらします。

締め切り当日にはアクシデントがある、と考えよう

研修の一番最初に頼んだお仕事で、「許されると思った」と言って締め切りをスルーしたライターさんがこのタイプです。

今日は水曜日。金曜日が納期だったとすると、その人は金曜日にそのタスクを行う時間を設定します。

ところが、金曜日にはいろいろなことが起こります。お子さんが熱を出して病院に連れて行かなければならなかったり、急にお子さんの予定が入って送迎の必要が出たり、急に雪が降って雪かきをしなければならなかったり…

締め切りの当日には、必ずアクシデントが起こると考えてください。

その日にはもう仕事はできない、と。

そのくらい考えておいていただかないと、このタイプの方は締め切りが守れないんだと思います。

この微妙さはOKか?

以前ご紹介した、初回に締め切りをスルーした方は、初回以外は締め切りを守るようになってくださったと前回は書きましたが、ちょこちょこ「?」ということが起きます。

12日までに締め切り。

と言ったら、納品の日時が
13日の01:20とか。
13日の08:45とか。
今はオンライン入稿なので、納品時間がバッチリわかってしまいます。私が仕事に入るのがいつも10時ころなので、確かに支障はありません。ですが、常に違和感は残ります。

それって本当に締め切り守ってるって言えますか?少なくとも今のところの信頼度は超低です。

72時間以内に余裕がなかったら引き受けない

締め切りが72時間より後ろにある場合は、今から72時間以内にまとまった時間が取れない場合は初心者のうちは仕事を引き受けない方がいいです。

今日中に(今朝の10時、その会社の終業時間は18時)だったら、このあと3時間、13時までに時間が取れなければ引き受けるべきではありません。間に合わないから。締め切り直前に仕事をするのではなく、締め切りまでに時間と日数のバッファーを取るべきです。

最初のころは、「これを断ったら仕事がなくなるのでは」とだれしも怖くなって、来た仕事をみんな引き受けてしまいがちです。

ですが、締め切りを微妙に破るこの行為の心証がどれだけ悪いか。
引き受けたものの、推敲する時間もなく納品されたものって、読んでるこちらにはわかってしまいます。

低レベルな納品をされるくらいなら、修正に手間がかかるから次からこの人には頼みたくありません。一番高いのは人件費です。

これが納品される側の理論です。

もっと寝かして置いたらいいものになるかも、というのは幻想です。今日できたものと3日考え続けてできたものは、申し訳ないですが大差ありません。

締め切りの数日前に、ぜひ自分締め切りを設け、早くできたら早く納品してください。その方が次の仕事の回転をよくすることができます。そういう人はたくさん仕事が回ってきますよ。