覆面ライターのつれづれ日記

顔出しNGで仕事をしているwebライターです。日々思いのまま、つれづれに。

自分を育ててくれる仕事

お金を稼ぐだけではなく、自分を育ててくれるような仕事を選ぶと確実に運が向いてきます!

 

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欲しいのはお金!スキル!

お金もスキルも両方欲しい。私が仕事を始めたころはこの2つを切望していました。ですが、初心者にはこれは両方ついてこないものです。お金はもらえるけど、スキルのつかない仕事(誰にでもできる仕事)か、お金はもらえないけれどスキルは伸ばせる仕事(難しい仕事)かのどちらかしか見つからなかったのです。

 

「欲しいのはお金?スキル?」の2者択一ではなく、「欲しいのはお金!スキル!」と両方取りたいと思いました。その時考えたのが、仕事の比重を分けて「両方取ること」でした。

 

お金はもらえるけれど、スキルの上達を全然感じられない仕事は6。スキルはひとつひとつ片づけるごとに上達していくけれど、時間がかかって割の合わない仕事は4。このくらいのバランスで最初は始めました。

 

それぞれの仕事の種類

個人差はあると思いますが、私がそれぞれ「これはお金」「これは経験」と分けていた仕事はこんな感じです。

 

お金はもらえるけれどスキルの伸びない仕事

・お任せブログ(特に、「お題もお任せ、何でも1記事800字以上)

・検品されない仕事(即納品、字数さえあればなんでもいいよ!という仕事)

・内容を問われない仕事(キーワードが入っていれば何でもよい、という仕事)

 

時間はかかって割は悪いけれどスキルを伸ばせる仕事

・検品者のいる仕事(差し戻し、修正もあります。何回もある場合も)

SEO等について厳しくチェックされる仕事(要求を満たすまで差し戻されます)

・担当者と打ち合わせをしながら進めていく仕事(当然、交渉や意見のすり合わせ、クライアント様のニーズを読むスキルも鍛えられます)

 

スキルが身につかない仕事だと、将来が不安になります。1日中タイピングばかりしているような気分になることも。でも、スキルを伸ばせる仕事ばかりだと、1記事仕上げるのに1週間かかることもあります。もちろん、単価は比べ物にならないほど安いです。

 

なぜか。

 

それは、自分が検品する立場になってわかったことです。検品者のコストがかかっているからです。自分ひとりで一人前に記事を書けないうちは、何回も検品者にチェックされる時間、修正のコメントを書かせる時間、再度チェックされる時間…という「時間」をクライアント様にたくさん取らせているからです。

 

ライターよりも検品者のほうがはっきり言って価値は高いと私は思います。なぜなら、検品者は文章の「品質」を左右することができるから。質の高い文章を書けないうちは安いのは当たり前です。質の悪い商品に高いお金を払う人はいません。

 

上手にバランスをとって、自分のスキルがどんどん伸びていくのを知るのは、本当に楽しいものです。年とか関係ありません。私も本格的にライターにシフトしたのは30代の終わりでしたが、まだまだ伸びられることを知ってうれしかった気持ちを今でもはっきり思い出せます。