仕事はいつから選んでいいか?
では、仕事はいつから自分で選べるようになるのでしょうか?
仕事に選ばれるということ
これは私の周りだけかもしれませんが、ライター業も長くなってくるとどんどん「仕事に選ばれて」行きます。
自分で選ぶというよりも、頼まれる仕事がどんどんどこかの分野に偏ってくるという言い方のほうが正しいでしょうか。
誰にでも得意・不得意がありますが、それを超越したどこかで「この人はこういう系統が良い」となれば、そういう仕事が寄ってくるのだと思います。
例えば私は、最初はアフィリエイトの仕事が嫌いでした。
自分が共感できない商材だと特に。
それでも、いただいたお仕事を丁寧に続けるうちに、アフィリエイトでも、「うわあ、これ素敵!」となるような商材ばかりが来るようになりました。
名文だから仕事が来るのではない
おそらくそれは感覚によるもので、クライアントさんもきっと私がそういう商材が好きなことをわかってくれていたのではないかと思います。
難しいのは、たいていの人は最初に頼まれるのが共感できない商材ということです。それはそうです。単価の高い、だからすてきな商材は経験のあるライターのほうへ行くからです。
最初の段階でいい加減な仕事をしたら、次の仕事は来なくなります。
ちょっといやだな、くらいの感じだったら丁寧にやってみましょう。
断るラインを見極めよう
それでも断ったほうが良いラインというのはあります。
それを続けていたら自分が病みそう、あるいは自分のモラル的にダメ!というのは勇気と誠意をもって断りましょう。
初期のころの仕事で、私が必ず断ったのは
・卒業論文の代筆
・精神疾患に関するコラム
・アダルトな内容のコラム
でした。
卒論の代筆は、プロに代筆させて卒業した人が自分の部下になったらいやだから。
精神疾患に関するコラムは、調べて書いているうちに自分も病んでしまいそうだから。
アダルトな内容のコラムは、子供が家にいる状態で仕事をしているときに、胸を張れる仕事がしたかったから。です。
仕事はリビングなので、子供も自由に画面をのぞきますし。
でも、理由をきちんと述べて断ったら、どのクライアントさんも快く引き上げてくださいました。
断り方もあると思うので、また次の機会に。