名前を出すのはどこまで可能?
web上でお仕事をするときに、実名を出すのがよいのか、ハンドルネームのようにライターネームを作ったほうがいいのか悩む方には、ライターネームがおすすめです。
個人の特定は意外にすぐ
ライターネームをおすすめするのには理由があります。
あなたのお名前は珍しいお名前ですか?それとも、検索すると何万人も見つかるようなお名前ですか?
初期のころ、私は実名でお仕事していた時期が少しあります。私の名前は珍しい名前でした。検索かけても自分しか出てこないので、おそらく姓+名の組み合わせで考えると、日本全国でも同姓同名は数名なのではないかと思います。
そして、特定されてしまいました。本当にあっという間でした。書評を書くお仕事をしていたのですが、Facebookを特定され、居住地域が特定されるまで数か月かからなかったような気がします。「自分の本の書評も書いてほしい」とのことでした。書評を書くの自体は問題ないのですが、正規のルートを通さずに個別に来たというのがちょっと怖くて、お断りしたらさらにエスカレート…
結局、その本を扱っている出版社様を調べて間に入っていただき、事なきを得ました。子供もまだ小さかったので、ちょっと怖かったです。こういうことが起こりえます。これは私の対策の甘さも問題だったと思うので、それからはがっちり対策をしています。
特定されないために
ライターネームの設置をおすすめします。Facebookやツイッターは会社名のアカウントを取るのと同じく、ライターネームでアカウントを取ることが可能です。gmailも取得可能です。
実名ではありませんが、いろいろなところにその名前で書いているうちに、ライターネームの知名度も上がっていきます。作家さんたちのペンネームと一緒です。
作家さんなら特定された方がいいのかもしれません。でも、私はライターとしてはいわゆる「黒子」のライターなので、名前を出す必要もないのではと思っています。お支払いをしていただくときに口座情報をお伝えすると変な顔されるのでは(名前が違いますから)と思ったこともありましたが、どの会社も淡々と処理していただけるところを見ると、そういう方も多いのだと思います。
特に女性の方。ぜひライターネームの設置をおすすめいたします。