手書き最強論
ブラインドタッチはできて当たり前…だけど、文章の構成を考えるときは手書きが最強なんじゃないかと思うんです。
手書きの良いところ
手書きするのは主に骨子となる部分です。骨子となる部分を1文ずつ考えていくのですが、たとえばアイスはなぜおいしいかという文章を書くときには
アイスクリームの歴史
アイスクリームの成分構成
アイスクリームがおいしい理由
アイスクリームがおいしいシチュエーション
最近新しいフレーバー
…などなど、いろいろ思いつくと思うんですが、参照サイトや文献を見ながら、これらをざっと書き出してみます。そして、面白くなさそうなものをすべてカットします。ネットサーフィンというのは面白そうなネタを見つけられる効果大なので、20分ほどいろいろな用語を検索し、その中でさらに引っ掛かったものを検索し…と進めていきます。その部分で使えそうだと思ったものはタブを保存するとともにネタ帳に書いていきます。手書きで。
手書きの何がいいかと言ったら、移動させられるところです。矢印で。
矢印というのが捨てたもんじゃないと私は思っています。流れもイメージすることができますので。重要なところは丸で囲んだり、疑問が出てきたら吹き出しでつけたり…と、ノート見開きいっぱいをネタで埋めます。
ネタの選択は「8捨2入」
本当に面白そうなものの中から、「へー!」と思ったようなものも入れて、あとは全部線を引いて消していきます。線を引いたものの中から次のネタが見つかることもありますので、完全には塗りつぶしたりしません。
人によって差はあると思いますが、私は80%捨てて20%で構成します。
「全部入れる」という「10入」という人もいますので、この辺は個人の自由です。
「2入」の部分だけをさらに書き出し、矢印で結びます。それから書きます。実際に考えたり手書きしたりしている時間が40分、タイピングで書いている時間は20分程度ではないでしょうか。
いい仕事ができると嬉しいものです。今日もクライアント様に感謝して、今日のお仕事おしまいです。明日は朝から取材、今日は早く寝ます。