稼働時間と優先順位
1日は24時間しかありません。仕事をするなら、「何時間働く」のがちょうどいいでしょう?
仕事時間の方程式
1日24時間ー「本当にやりたいことをする時間」-「生活に必要なことをする時間」=仕事時間
です。
私の方程式はこんな感じです。
1日24時間ー{「週に最低2回のジム通い」+「週に1度は友達とランチをする時間」+「毎日1時間の読書時間」+「子供と過ごす時間」}-「生活時間(寝る、食べる、家事をするなど)」=平均5時間
在宅仕事は何時間でもできます。終業時刻もなければ出勤時刻もないため、やろうと思えば起きてすぐに仕事を始めることができますし、寝る直前まで仕事をすることもできます。
朝から晩まで仕事をしていた時期もありましたが、「なんだか疲れるなあ…」と思ってそのスタイルを辞めました。辞めたほうがむしろ、収入は上がりました。不思議なことでも何でもありません。「設定を変えてみた」のです。
自分の時給を決めてみる
私は「家にいながら、文章で月収20万」を目指して仕事を始めました。そのために小さな単価のお仕事をたくさんこなしていました。もうすぐ大きな案件も手に入れられそうだったので、「このままなら20万に手が届く!」と思っていた矢先、子どもが病気にかかり、通院を余儀なくされました。
病気といっても結果的に命にかかわるものではありませんでした。ですが、原因不明の状態が3か月以上も続いたため、検査検査で病院に通わねばならず、拘束時間も多く、ある日、そのこと自体にイライラしている自分に気が付いたのです。
これでは収入が減ってしまう、とイライラしていて気づいたのは、「私は何のために仕事をしているんだ?」ということです。家族の病気にイライラしてしまうような精神状態は果たして健康でしょうか?こんな時こそ「家で働いていて良かった!」と痛感するのが普通じゃないですか?仕事を休まなくてよくて、誰にも迷惑をかけません。
そのとき気づいたのが、「私は仕事に時間を割きすぎていた」ということでした。そして、逆算を始めたのです。
1か月に欲しい金額20万円÷(1日5時間×月20日)=時給2000円
計算してみて気が付きました。あれ?これはそんなに難しいことじゃないぞ?だとすると、なんで私は20万円に手が届かなかったんだ?世界が開けたようになりました。そして、これはこの後行う徹底的な時短によって、一気に20万円を超えて月収30万円台に跳ね上がるきっかけとなったのです。