コピペは絶対NGです!
webの中にはいい文章、知識の豊富な文章があふれています。自分で記事を書くよりも、これらをつぎはぎしてしまえばいいのでは?そんな考えは今すぐ捨ててください。コピペって、本当にダメなんです。ライターさんのためにも、雇ってくれてる会社のためにも。
コピペは違法です
コピペは著作権の侵害に当たります。著作権は文章を書いた誰かを守っているとともに、これから文章を書くあなたも守ります。
自分の書いた文章が、どこかの誰かによってもっと大きなサイトに出ていたらどうですか?とてもいやな気持になると思います。いやな気持になるどころではなく、これはれっきとした著作権法違反です。著作権についての本、一冊は読んで理論武装しておくとこうしたときに自分を守れます。
コピペはサイトの検索順位を下げます
コピペ率が高いと判断されると、あなたに仕事をくれているサイトの検索順位は下がります。検索順位が下がると、グーグルのトップ画面からの流入率が減ってしまいます。ヤフー検索もそうです。
アクセスが下がると、広告収入は減ります。ですから、どのサイトもアクセスを上げることを第一目標として運営されています。見られないことにはどんないいものを売っていても売れません。読まれませんので。
サイト自体の収入が減れば、あなたの仕事はなくなるか単価が少なくなるかどちらかです。いいことは何もありません。
コピペチェックサイトの精度をなめてはいけません
私は、ライターとしてのお仕事とともに、チェッカー(検品者)、ディレクター(編集者)としてのお仕事も今請け負っています。チェッカーは、文章の質をチェックするだけでなく文章のコピペ率もチェックしますので、今まで2000を超える膨大な文章をコピペチェックサイトにかけてきました。
数年前までは影武者オンリーだったコピペチェックサイトも、今無料で使える一般的なサイトも増え、どんどんこれからクライアント様が文章の一致率をチェックできる機会は増えてくると思います。私が使っているのは影武者ですが、これは本当に制度が高いと思います。いい文章だな~と思ったものが一致率が非常に高かったり、丸コピがあったりすると大変残念です。
私はある企業のライターのトライアルチェックと採用合否の判断もお任せいただいています。ライター志望で応募してくる人のトライアルで丸コピがあったりしたらその方は採用しません。一致率は似通った単語を使っているかどうかで上がってしまうものですが、ライターと名乗りながら、丸まる一つの文章を持ってきてトライアルに提出できる神経を疑います。ひどい方では200文字を超える一致があることもあります。
コピペは自分の信頼を切り売りする作業です。ライターを名乗るなら、絶対にやめましょう!