覆面ライターのつれづれ日記

顔出しNGで仕事をしているwebライターです。日々思いのまま、つれづれに。

最初に始める仕事のリスクヘッジ

どれが自分に向いているかわからない、という方にはリスクヘッジをおすすめいたします。リスクヘッジは「ドルを買うときに金を買っておく」のようなもので、違う種類のものをいくつか並行しておくことにより何かがだめになってしまったときの保険になります。

 

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仕事の種類はいくつか試す

自分の適性がわからなかったり、とりあえず在宅で何か始めてみようと思っている方は、最初いろいろ試してみるのが正解と思います。

 

私の仕事の種類は、このように変化していきました。

1か月目~3か月目 ライター、amazonでの中古本販売、フリーマーケットでのハンドメイド品販売、テープの文字起こし

3か月目~1年目 ライター、amazonでの中古本販売、フリーマーケットでのハンドメイド品販売

1年目~1年半 ライター、amazonでの中古本販売

1年半~2年目 ライター

 

これは、どんどん自分の好きなものにシフトしていった結果「ライター」が残った、という結果になったわけですが、それぞれの収入は次のように変化していきました。

 

1か月目~3か月目 ライター(月2万円ほど)、amazonでの中古本販売(月1万円ほど)、フリーマーケットでのハンドメイド品販売(月1万円ほど)、テープの文字起こし(月1万円ほど)

3か月目~1年目 ライター(月5~7万円ほど)、amazonでの中古本販売(月2万円ほど)、フリーマーケットでのハンドメイド品販売(月5000円ほど)

1年目~1年半 ライター(月15万円ほど)、amazonでの中古本販売(月2万円ほど)

1年半~2年目 ライター(月20万円ほど)

 

2年目からはライターの仕事が「稼げるから」だけでなく、「楽しいから」になってきて、このような配分になっていきました。

 

「急に首になる」ことはある

フリーランスの世界にも、「急に首になる」ことはあります。ライターの世界でもあると聞きます。私は首になったことはありませんが、「約束していた金額をもらえない」ことはありました。

 

これは私のミスから起きたことです。良い案件(10本で5万円)をもらってうれしかった私は、しっかりとビジネスライクに契約書等を取り交わすことなどせず、文書で契約を残しておくこともなく、取り急ぎ仕事に取り掛かってしまいました。

 

仕上げてOKをいただいたところで、クライアント様の態度が変わったのです。「これは寄稿だよね?」と。

 

確かに10本5万円で合意したはず。もちろん、メールでは「「10本5万円でどうですか?」「お願いします!」というやり取りは残っていました。ですが「では10本5万円でお願いします」というクライアント様の文章は、確かにどこにもありませんでした。

 

これは授業料だと思って諦めました。ですが、その時順調だったセドリの仕事(amazonでの中古本販売)が心の支えになったことは間違いありません。「もしこの業界がこんな人ばかりで、この仕事が向いてなかったとしたら、私はセドリを極めてみよう!」という前向きな気持ちになれました。

 

そのあとすぐ、ライターとして生きていこう!と思わせてくれたすばらしいクライアント様に出会えるので、もしかしたらこの寄稿事件のクライアントさんは私の厄落としだったのかもしれません。

 

最初、自分の適性的なことは何もわかりませんでしたので、何種類かの仕事を持っておくことはとても勉強になったと思っています。