覆面ライターのつれづれ日記

顔出しNGで仕事をしているwebライターです。日々思いのまま、つれづれに。

専業主婦が書く=搾取される にならないために

私は専業主婦が家にいながら十分な月収を得られる社会が来るといいなと思っています。育児、介護、すべて誰かの手が必要な部分でありながら、それを一手に担っている専業主婦の方が社会的に立場が弱いような扱いを受けるのはおかしいと思っています。

 

でも、お金を稼がないと経済的に自立できない。だから、理不尽な扱いを受けても離婚する自由もない。そんな方も結構いらっしゃると聞きます。自分で自由に使えるお金がなく、いざ離婚しようとしたら、稼ぐ手段を持っていないために親権さえ取れない。

 

もちろん、兼業主婦の方、働くお母さんのことはとても尊敬しています。この大変なことを2つ両立させているなんて、本当に素晴らしい。でも、世の中には「働きたいと思っているけれど、本当に働けない」という精神状態の専業主婦もいるのです。

 

もちろん、そういう方々は本当に働ける時間が1分たりともないのか、と言われると「ある」ということでしょう。働けないのは気持ちの問題であって、実際的に外から誰かが見たら「十分働けるじゃん」という状態であることもあります。でも、それは大した問題ではありません。本人が「働けない」「家を出られない」と思っていることが重要なのです。

 

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そんな専業主婦の労働力を安く買いたたくお仕事はたくさんあります。内職もそうです。最初は「仕事に慣れれば高いお給料がもらえる」といわれて始める人も多いのですが、そのうち天井に気付くときが来ます。たとえば、たばこの付録のライターを入れる箱を作る仕事。慣れてくると、確かにテレビを見ながらでもできるようになるようです。ただし、人間の手でやっている以上、どんなに効率化したとしても上限があります。

 

テレビを見ながらできる仕事は、その時間ほかの仕事ができません。結局、時間を切り売ることになってしまいますが、切り売る時間の時給を計算してみると、どんなことになるでしょう?

 

隙間時間しか作れない方に、隙間時間でできる仕事があるのは本当に良いことです。ですが、その作業で稼げる上限に気付いてしまったとき、「やはり外に出なければ…」というため息をついてほしくないのです。

 

同じ隙間時間を作るなら、上限のないお仕事をしませんか?

 

それは、才能のある人だけが選べる道ではないと思います。

私は「書く」ということで経済的な自由を手に入れましたが、この業界でもあまりに人を育てない事業所や派遣会社はたくさんあります。ただ搾取されないように、そこできちんと成長できるように、「ここで成長できるか?」「ここで自分が希望する月収は得られるか?」をちゃんと考えてから登録するようにしてください。但し書きは、いくら読んでも、読みすぎということはありません。自分を守るためにも、きちんと登録する際に規約等は確認してください。

 

搾取する事務所に関しても書こうと思っていたのですが、長すぎるので次の機会にします。