覆面ライターのつれづれ日記

顔出しNGで仕事をしているwebライターです。日々思いのまま、つれづれに。

在宅ライター詐欺、気を付けて!

在宅ライターについておすすめしているブログ(楽しいですよ♪)ですが、世の中には「在宅ライター詐欺」というものも存在します。残念ですが、私の知人も被害にあいそうになりました。在宅ライターやりたいな!という方はぜひ気を付けていただきたいと思います。

 

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知人が在宅ライター詐欺にあいそうになった話

私が在宅ライターとして月収10万円を超えたころ、知人(敦子さんとします)がお茶に誘ってきました。「在宅ライターって稼げるの?ちゃんとお金になるの?報酬は振り込まれるの?」

 

私は答えました。「稼げるよ。お金になるし、振り込んでもらえるよ。私が登録してるところに紹介しようか?」

 

敦子さんはそれを断りました。「今すぐにやりたいと思ってるわけじゃないから、いいわ」と。ではその時は声をかけてね、と言って別れました。「知人」という書き方からもわかっていただけると思いますが、友人というほどの付き合いではなく、その時もなぜ急に連絡があったのかと最初いぶかしんだほどです。なので、深追いはしませんでした。次に連絡があったのは2か月後です。

 

某というクラウドソーシングを仲介してくれる会社に登録して、お仕事を始めた。でも、翌月20日に振り込まれるという話だったのに、振り込みがない。こういうことってよくあるのか?

 

あるはずないです。というか、あってはいけないです。連絡を受けたときはそのさらに翌月の6日でした。これは、次のような可能性が考えられます。

 

・最初から報酬を払う気はなかった。

・どころか、個人情報を得るのが登録の目的だったかもしれない。

 

このご時世、個人情報は大変高く売れます。「在宅ライターという仕事に興味がある女性=外で働けない何らかの事情があるけど、お金を欲しいという意思のある女性」というバイアスのかかったリストなら、内職詐欺の業者が喜んで買ってくれるでしょう。真相は分かりませんが、もしかしたらそういう話だったかもしれません。どうしたらいいかわからないというので、国民生活センターへの通報をすすめました。(内職詐欺関連は国民生活センターへ、です!)

 

他にもこんな詐欺の手法が

そのほか聞いたことがあるのは、「教材を買え、パソコンを買えといわれる」というタイプの詐欺です。教材を売りつけることによって稼いだ額よりも多く持っていかれるというシステムです。教材は、500円でpdfをダウンロードするタイプのものから、パソコンとCD-ROMがセットで70万円というものまで聞いたことがあります。普通の会社なら、稼ぐ前にまずお金を払えといわれることはありません。

 

最初の月は簡単な軽い仕事だけにして、翌月にきちんと振り込まれるかどうか確かめるですとか、捨て口座を作っておく(ダメだったらすぐ解約する準備)、個人情報もいきなり免許証のコピーを提出しろとか言われたら警戒するなどの基本的な警戒は必要かと思います。メールアドレスも、gmailならすぐに捨てアドレスが作れます。軽く自分の個人情報を売らない心構え、相手はどんな人かを冷静に見る目が仕事をさせてもらう側の私たちにも必要です。

 

でも、ネットにある会社なら、悪評高いところは必ずどこかで誰かが書いています。なので、「A」という会社に登録しようと思ったら、「A 評判」「A 報酬」「A 相場」などの検索ワードで必ず事前に調べておくことをおすすめします。敦子さんの登録していたところも、検索したら怒りのコメントが出てきました。絶対登録前に調べておくべきです。

 

内職詐欺にやられても、被害額はほとんど帰ってこないそうです。悪徳業者が捕まることも少ないようです。自分の身は自分で守るしかありません。自分の周りに在宅で調子よく稼いでいる人がいたら、その人に事務所を紹介してもらうのが一番確実です。

 

敦子さんはそのあと、私の登録している事務所に紹介し、登録しました。彼女はまだ小さいお子さんがいて、空いている時間にしか仕事ができないので月収は2~3万程度ということです。それでも、お子さんの幼稚園の月謝くらいは払えると喜んでいます。1日の労働時間は2時間程度ではないでしょうか。

 

在宅ライターは、私は本当におすすめしたいんです。だからこそ、こういう事情のある主婦を食い物にする在宅ライター詐欺には本当に腹が立ちます。ぜひ自衛して、騙されず、楽しい在宅ワーカーライフを送ってください。