覆面ライターのつれづれ日記

顔出しNGで仕事をしているwebライターです。日々思いのまま、つれづれに。

普通だったらこんなです。(続・在宅ライター詐欺に気を付けて!)

こんなところには気を付けて!を書いてきましたが、普通の対応がわからないと自分の体験がすべて普通だと思ってしまいがち。もちろん、私も自分の体験が普通だと思っているのですが、受けている待遇の情報をシェアすることによって、孤立しがちなwebライターの搾取撲滅につながるといいなと思っています。

 

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教材は買ってもらえる

「あなたの文章はここを変えたらよくなるから、この本を読んでみて」と送ってもらったことがあります。送られなくても、「この本とこの本を買って。領収書を送ってね」で原稿料と一緒にその金額が振り込まれます。資料もすべて会社持ちで、会社がそろえてくれることもあれば自分で買うことも。代金はすべて会社持ちです。

 

パソコンも買ってもらったことがあります。ほかの仕事でも使っているため「自分で買います!」と言って領収書も渡さなかったのですが、翌月に振り込まれたものは「仕事+パソコン代」として8万がプラスされていました。今使っているパソコンは6万4千円…差額1万6千円…むしろそれは悪いと思いましたので、慌てて領収書を提出して次の月の仕事の合計から1万6千円分引いてもらいました。

 

電話代も出してもらえる

電話取材が必要なら、10分いくらと決められた電話代を加算してもらえます。もちろん、取材に実際に行く必要があるときは交通費も出してもらえます。契約で、事前に「込み」になっていることもあります。

 

都合を優先してくれる

取材には行けない案件は、インタビューの様子をビデオで撮影したものか、ICレコーダーで録音した音源をいただけます。なので、家にいながらインタビュー記事の作成が可能です(テープ起こしではありません)。

 

その場合、インタビューの時は下調べをして想定される展開を何パターンか考え、それに応じて質問と「何を聞いてきてほしいか」という意図を計画書としてクライアント様に提出します。カメラ、ICレコーダーは会場入りする前から回していただくこと、会場を出るまで回していただくこと(もちろん、取材先には事前に録音・録画の許可はいただいておくのは当然です!盗撮ではありませんので念のため)をお願いしておきます。実際のインタビューの前後(特に後)のほうがおもしろい情報が隠れていたりするものです。

 

これをしていただけると、どんな遠方の取材でも記事にできます。私は東京都在住ですが、静岡だったり長野、岩手、福岡という遠方の取材を代わりに誰かにしていただいて記事にすることができます。介護や育児をしながらでもライターとしてやっていくには、クライアント様の協力が欠かせません。いいクライアント様に出会えたことは本当に幸せです。

 

本当にいいクライアント様や会社様は、ライターという外注の存在を、あたかも社員さんのように扱ってくださいます。そういう会社は社員さんも大事にしていると見えて、人の出入りが大変少ないのです。ですからこちらも時間をかけて人間関係を作れ、まさに「人が仕事を運んできてくれる」という状態になることができます。

 

上記3つの「くれる」は、最初から私が頼んだわけではありません。でも、これらを提示してくれた会社とアフェリエイトサイトの管理人さん(この方は個人としてもう足掛け3年のお付き合いになります)は、みなさんそれぞれの業界で大躍進しています!

 

ライターを大事にしてくれる会社や個人などのクライアント様は、大躍進急成長する可能性があります。そういう方々と一緒に仕事をすることで、私にも自然に大きな案件が舞い込んでくるようになりました。仕事は人が運んできてくれるものだと思って、ライターを大事にしてくれるクライアント様を見つけてください。